梅雨入りした途端に降り注ぐ夏の日差しに、信号待ちの原付の上で少々グロッキー状態です。営業の白石です。
すっかり暑くなりましたね。露出している両手と顔が早くも“日焼け”しております。紫外線は容赦ないですね……。
と、夏本番を先に控えてこれくらいの暑さで参っていては仕方ないので、頭を切り替えて別の実のある話をします。
何歳になっても、“初めての経験”というものはふいに訪れるもので、僕は先日、生まれてはじめて赤の他人に「命の恩人」と言われました。
とは言っても、そんな大袈裟な話ではなく、誰にでもどこでもよくある話しですが。。。
営業中原付で走っていると、前方を同じく原付で進んでいたご老人が、突然踏切上で滑って転倒したのです。
スピードはほとんど出ていなかったので、それほど激しく転んだわけではなかったのですが、どうも身動きがとれない様子だったので、慌てて路傍に自分の原付を停め、駆け寄りそのご老人を抱え起こしました。
幸い特に怪我はしていない様子だったので、救急車などを呼ぶ必要は無かったのですが、道の傍らで落ち着いたそのご老人に、「あんたは、命の恩人だ」というようなことをしきりに言われました。
JRの踏切の上だったので、もちろん危険だったことは確かですが、「命の恩人」ってそりゃ少し仰々しいなと思いました。
いくら世の中が殺伐としていると言っても、目の前で人が倒れて放っていく人は、そうはいないのではないでしょうか。
とは言うものの、「命の恩人」と心から感謝されて、悪い気持ちはもちろんしません。
たとえ些細なことであっても、人から喜ばれるということは、大切なことだと思います。
自分の生活や、仕事を通じて、常に誰かが喜んでくれる生き方をしたいものですね。