7月最終日。愛媛県もようやく梅雨が明けましたね。早速、ギラギラと照りつける太陽にダメージを受けております。営業の白石です。
さて、現在、ローマで世界水泳が開催されています。
競泳競技というものは、元来、大きな大会ごとに世界記録が更新されていくものですが、
今回は、水着の大幅な改良により、いつも以上に次々と記録が更新されています。
そんな中、今回はゲスト解説として中継に参加している北島康介選手の言葉に印象的なものがありました。
自身が、一年前の北京五輪で出した世界記録が、無名の選手によって塗り替えられた様を見て、彼は、
「自分の目の前で記録が更新されて嬉しい」
と言いました。
もちろん、「嬉しい」という反面、内心では沸々と「悔しい」という思いもあるのかもしれませんが、
そういう雰囲気を一切出さず、とても潔くそう応えていました。
その姿には、現役選手である以上、いつまでも過去の栄光に固執していては駄目だという強いプロ意識が見えたように思いました。
彼自身、アテネ五輪の金メダル獲得の後、無意識にその栄光に引きずられ、極度のスランプに苦しんだと言います。
プロである以上、どんな輝かしい成績も一つの「通過点」に過ぎず、そこに浸っている暇はなく、常に次の到達点を見据えなければ、結果を出し続けることは出来ないのだと思います。
本当に強い意識がなければ、なかなか難しいことですが、がんばっていきたいと思います。