comotec Blog 2.0

ホーム
comotec Blog 2.0
広告を出す前に考えたい──“集客できる会社”をつくる情報設計

広告を出す前に考えたい──“集客できる会社”をつくる情報設計

はじめに

「もっと問い合わせを増やしたい」
「採用応募を増やしたい」
「新しいお客様に自社を知ってもらいたい」

こうした課題に対して、まず「広告を出してみよう」と考える企業は少なくありません。

確かに広告は、自社を知らない人に情報を届けるための有効な手段です。

しかし、広告を出したことでアクセスが増えても、その先につながらなければ、期待した成果にはなりません。

広告を見て興味を持った人がWebサイトを訪れたとき、

「この会社は何をしているのか」
「自分に関係のあるサービスなのか」
「なぜ、この会社に相談すればよいのか」

が分からなければ、そこで離れてしまいます。

広告を考える前に、一度見直したいのが、「集客した人を受け止める情報」です。

広告は「人を連れてくる」ことが得意

広告の役割をシンプルに考えると、「まだ自社を知らない人に知ってもらう」ことです。

例えば、新しいサービスを始めたとしても、待っているだけでは存在を知ってもらえません。

広告によって、

「こんなサービスがあります」
「こんな会社があります」

と、まず興味を持ってもらう。
ここまでは広告が得意な領域です。

しかし、その後には必ず「詳しく知る」という段階があります。

広告をクリックした人がWebサイトを見て、サービス内容を確認し、事例を読み、料金や利用方法を調べ、問い合わせる。

この流れのどこかで「よく分からない」と感じれば、広告費をかけて集めた人も離れてしまいます。

つまり、広告の成果は、広告だけでは決まりません。
広告の先にある情報まで含めて考える必要があります。

「アクセスを増やす」前に、「来た人が何を知りたいか」を考える

広告を出す前に、一度こんな問いを立ててみます。

「この広告を見て、興味を持った人は、その次に何を知りたくなるだろう?」

例えば、サービス名だけでは分かりにくい商品なら、

「何ができるのか」
「どんな人に向いているのか」
「今の課題をどう解決できるのか」
「実際に利用するとどうなるのか」

といった情報が必要になるでしょう。

BtoBであれば、サービス説明だけでなく、導入事例や具体的な活用方法が判断材料になるかもしれません。

採用であれば、募集要項だけではなく、仕事内容、職場の雰囲気、社員の働き方などを知りたい人もいるでしょう。

ここで重要なのは、「自社が何を伝えたいか」だけでなく、「広告を見た人が次に何を知りたいか」から情報を考えることです。

「問い合わせはこちら」だけでは、行動できないこともある

集客を考えるとき、「お問い合わせはこちら」「資料請求はこちら」といったCTA(行動を促す導線)を設置することは重要です。
ただ、ボタンを置けば人が動くわけではありません。

例えば、初めて知った会社にいきなり問い合わせるのは、少しハードルが高い場合があります。

「問い合わせるほどではないけれど、もう少し詳しく知りたい」
そんな人に向けて、

・導入事例を見る
・サービスの流れを見る
・よくある質問を見る
・料金の目安を確認する
・資料をダウンロードする

など、段階的に情報を得られる道を用意する方法があります。

すぐに問い合わせてもらうことだけを考えるのではなく、「知る → 理解する → 納得する → 行動する」という流れをつくる。
これも、集客につながる情報設計の一つ
です。

「広告を止めても、見つけてもらえる情報」を増やす

広告には、出稿している間に情報を届けられるという特徴があります。

一方で、Webサイトに掲載した事例やノウハウ、FAQ、コラムなどは、広告を出していないときにも誰かの役に立つ可能性があります。

例えば、

「初めて○○を導入するときの注意点」
「○○でよくある失敗」
「自社に合った○○の選び方」

といった情報は、まだ会社名を知らない人にとっても検索する理由になります。

もちろん、すべての企業が大量のコンテンツを作る必要があるわけではありません。
大切なのは、「自社が売りたい情報」だけでなく、「見込み客が調べる情報」も用意することです。

そうした情報が少しずつ蓄積されることで、広告だけに頼らない集客の土台ができていきます。

「集客できる会社」は、情報がつながっている

ここまでの話をまとめると、集客は「広告を出すこと」だけではありません。
重要なのは、それぞれの情報に役割を持たせることです。

① 知ってもらう
広告・SNS

② 理解してもらう
Webサイト・サービス紹介

③ 不安を減らす
事例・FAQ・ノウハウ

④ 行動してもらう
問い合わせ・資料請求・応募

このように整理すると、すべての媒体ですべてを伝えようとする必要がないことも見えてきます。

広告では興味を持ってもらい、Webサイトでは詳しく理解してもらう。

事例やFAQで疑問を解消し、最後に問い合わせなどの行動につなげる。

さらに、問い合わせ後の営業対応や、資料請求後のフォローまで考えれば、集客は広告担当者だけの仕事ではありません。

「この情報は、誰に、何を伝え、次にどんな行動につなげるためのものなのか?」

この視点で情報を整理することで、広告、Webサイト、SNS、営業資料などが、それぞれ別々の施策ではなく、一つの集客の流れとして機能するようになります。

まとめ

集客を強化しようとすると、「どんな広告を出すか」「いくら予算をかけるか」に目が向きがちです。

しかし、その前に一度、自社の情報を見直してみてはいかがでしょうか。

広告を見た人が訪れたとき、

「何の会社か分かるか」

「自分に関係があると思えるか」

「疑問や不安を解消できるか」

「次に何をすればよいか分かるか」

という視点で情報を確認してみる。
もし途中で「ここが分からない」と感じる場所があれば、そこが改善のポイントかもしれません。

広告は、企業を知ってもらうための強力な手段です。
だからこそ、広告に力を入れる前に、「来てくれた人に何を伝え、どう次の行動につなげるのか」を整えておく。

広告、Webサイト、SNS、営業資料などを別々に考えるのではなく、一つの流れとして設計する。

それが、広告費を「一時的な集客」で終わらせず、企業そのものを“集客できる状態”へ近づけていくための第一歩になります。

関連記事

お問い合わせ

お電話でのご相談・お問い合わせ

089-921-0002

〈 平日 9:00〜18:00 〉

メールでのご相談・お問い合わせ

※お見積もり・ご提案などの対応に料金はかかりません

TOPへ戻る

ご相談・お問い合わせ