近年、Webサイトは単なる情報発信の場ではなく、企業の営業・ブランディング・採用・マーケティングといった、あらゆる戦略のハブとして機能しています。しかし、肝心の成果に結びついていないサイトが少なくないのも事実です。
「誰に、何を届け、どんな行動を促したいのか」
その軸が曖昧なままサイトが作られてしまうと、せっかくのデザインやコンテンツもユーザーに響かず、期待した反応が得られません。
そこで今、改めて注目すべきが「ペルソナ設定」です。
今回は、ペルソナの意味と重要性、制作だけでなく公開後の改善運用においても有効である理由までを、具体的にご紹介します。
ペルソナとは、商品やサービスの典型的なユーザー像を、年齢、職業、生活スタイル、価値観、悩みなどを具体的に描いて設計する「架空の人物モデル」です。
「ターゲットは30代の働く女性」では、抽象的すぎて、具体的なサイト設計やデザインにはつながりません。
ペルソナとは、このような曖昧なターゲット像を、「年齢35歳・都内在住・働くママ・日々忙しく、スマホで情報収集するが読み込みが遅いと離脱しやすい」などと実在しそうなレベルまで掘り下げて設計する架空のユーザー像のことです。
この“具体的な誰か”を起点にWebサイトを設計することで、コンテンツの伝え方、導線設計、UI/UX、ひいてはCTA(行動喚起)まで、すべてが一貫性を持つようになります。
ターゲットユーザーの価値観や情報接触の方法は、数年前とは大きく変わっています。にもかかわらず、古い想定に基づいたままリニューアルされていないサイトは数多く存在します。
・スマホ中心の閲覧に対応できていない
・表現が抽象的すぎて共感されない
・コンテンツが多すぎて「誰向けかわからない」
これらの課題は、「誰に届けたいか」が曖昧なまま制作されたことによって起こります。
ペルソナを明確に設定し、そこに立脚した構成やコンテンツを展開することで、ユーザーの心理や行動に寄り添った設計が可能になります。
①情報構成が論理的になる
ユーザーが求めている情報を、ストレスなく届けるための構造がつくれる。ファーストビューの見せ方、ボタンの配置、ページ遷移の流れなど、すべてが目的に沿った設計に。
②デザインの方向性がブレなくなる
「落ち着いた印象」「信頼性重視」「軽やかで親しみやすい」など、感性に響くデザインも、誰に届けるのかが明確だからこそ判断ができます。ブランディングの統一性にも効果大。
③コピーや訴求軸の一貫性が保たれる
「それ、私のことだ」と思わせるコピーは、誰に向けた言葉なのかを突き詰めなければ生まれません。ペルソナが明確なら、コピーのトーンや表現の選定にも迷いがなくなります。
ペルソナをしっかり設定してWebサイトを制作しておくと、公開後の改善(運用)フェーズでも圧倒的にPDCAが回しやすくなります。 なぜなら、「誰に向けて設計されたサイトなのか」が明確であるため、
・ユーザー行動データ(ヒートマップ・離脱率・コンバージョン率など)を“その人の視点”で分析できる
・改善施策(導線変更、CTA位置変更、コピー修正など)を的確な仮説に基づいて行える
・効果検証の指標が明確になり、再現性ある改善サイクルを実現できる
つまり、ペルソナは“成果のモノサシ”として、制作段階だけでなく運用段階でも強力な武器になるのです。
私たちは、Web制作を単なる“見た目の刷新”ではなく、「ビジネス成果に直結する設計」として考えています。
そのため、プロジェクト開始時には、必ず以下を行います:
・詳細なヒアリングと現状分析
・ペルソナ設計とカスタマージャーニーの整理
・目的に即したコンテンツ設計・導線設計
・ペルソナに響くトーン&マナーの統一と表現
加えて、公開後の検証・改善フェーズにも対応しており、ペルソナ視点に基づいたアクセス解析・改善提案もワンストップでサポートいたします。
成果を出すWebサイトに共通するのは、“ユーザー起点の設計”が徹底されていることです。見た目が美しいだけでなく、「このサイトは自分のためにある」と感じさせられる構成・表現があるからこそ、ユーザーは行動を起こします。
ペルソナ設定はその出発点であり、さらに改善サイクルを支える重要な基盤でもあります。
新規サイトの立ち上げ、リニューアルを検討中の方は、今一度「誰のためのサイトか?」を一緒に見直してみませんか?
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